TECHNOLOGY 01-02

自由な空間設計と強度を両立する、HPB工法。
最も先進的な、創建ホームズ独自の木造建築工法です。TECHNOLOGY 01

創建ホームズは、日本従来の在来軸組(ビーム)工法と2×4(パネル)工法のメリットを融合させることで、独自の木造建築工法、HPB(ハイブリッドパネルビーム)工法を開発しました。この革新的な工法によって、天井が高く、窓の大きい空間設計と、地震や台風に倒壊しない強い構造という、先進の住宅に求められる2つの要素を両立しています。日本の建築様式として長く引き継がれてきた在来軸組工法は、設計の自由度の高さが特長。柱、梁で支える構造のため、壁の配置に制約が少なく、大きな窓や扉を作ることができます。HPB工法では、そこに2×4工法の「建物を面で支える」という発想を融合。筋かいに加えて構造用パネルを使用することで、外からかかる圧力を分散し、高い強度を確保しました。床には従来の細い根太ではなく、床合板という24mmの厚い板を張ることで、床倍率3倍という高い剛性を実現。これらの強靭な構造に加え、地震のエネルギーを吸収する制震ダンパーを採用することで、優れた耐震・制震性能を確保しています。また、高い調湿作用と断熱作用がある木材は、高温・多湿という日本の気候・風土に最適な建築素材。HPB工法では主要な材料に、特に強度に優れた集成材を使用しています。木の力を最大限に活かすために編み出された最先端の木造建築工法。それが、創建ホームズのHPB工法なのです。

INSIDE OF TECHNOLOGY 01

■ 耐力壁

木造建築において、地震や台風の力から建物を支え、倒れないようにしているのは、柱ではなく、耐力壁と言われる部分です。HPB工法では、この耐力壁をさらに進化。従来の筋かい耐力壁に加え、構造用パネルを耐力壁として採用することで、より大きな面積で地震や風の外力に抵抗する構造を編み出しました。この耐力壁を、許容応力度計算の結果に応じて適正な場所に配置することにより、耐震性・耐風性を確保しています。

■ 床合板

耐力壁が強くても、床の剛性が低いと十分に力が伝わらず本来の強度を発揮できません。HPB工法は、床に根太を用いず、梁の間に小梁を組み、その上に厚さ24mmの床合板を張った剛床構造を採用。一体化した盤をつくることで水平耐力を向上させ、床倍率3倍という高い強度を獲得しました。この床合板が耐力壁とともに家全体を強い力で支えることで、大きな窓や高い天井を実現しています。

■ 制震ダンパー

家の強度を上げる構造に加えて、地震の振動エネルギーを吸収する制震ダンパーを採用。建物に生じる揺れ自体を抑えることで、構造材の傷やゆるみなどの損傷を低減。ダメージの蓄積による強度の低下を防げるため、余震などのくり返し起こる地震に高い効果を発揮します。また、揺れを抑えることで、地震発生時の家具の転倒による事故や恐怖感を低減する効果もあります。
※2013年8月9日時点でのHPB工法の仕様です。従来のHPB工法の仕様についてはこちらをご覧ください。

■ 集成材

通常、伐採された木は50%〜200%の水分を含んでいるため、乾燥が不十分だと強度低下や反り、割れを生じてしまいます。HPB工法では、特に強度が必要とされる主要部の木材に、木の細胞膜中の水分まで放出させ、含水率を15%以下にまで落とした集成材を使用。反りや割れを防ぎ、建物の強さをいつまでも保つことができます。

家を選ぶことを、人生最大の防災にする。
大地震にも揺るがない、圧倒的な耐震性能。 TECHNOLOGY 02

創建ホームズがこだわりを追求しているのは、インテリアや外観など、目に見える美しさだけではありません。目に見えない基礎や構造躯体にも、分譲住宅の常識を超える手間とコストをかけて、一棟の住宅を作り上げているのです。創建ホームズの住宅は、構造体の強度を高める様々な工法と、綿密な地盤調査や構造計算を標準仕様で採用。安全性を極限まで追求することで、圧倒的な耐震性能を実現しました。住宅を建てる際には、まず、すべての敷地で、地盤強度と土質の判定が可能なスクリュードライバーサウンディング(SDS)調査を実施。従来の地盤調査よりも高精度の解析をもとに、必要に応じ地盤を改良した上で、施工に着手します。建物全体を支える基礎構造には、床下全面をコンクリートで覆うベタ基礎工法を全棟で採用。広範囲の地盤に分散して力を伝える構造によって、強靭な躯体を作り上げていきます。また、多くの木造住宅が簡易的な壁量計算のみで安全性を確認しているのに対し、創建ホームズは、全棟で許容応力度計算という詳細な構造計算を実施。建物の形状や重量などから、地震の際

にかかる力を一棟一棟個別に計算し、建物全体の安全をより正確に検証しています。こうして作られた創建ホームズの住宅は、全棟が住宅性能表示制度における「耐震・耐風等級」の最高等級を取得。第三者機関のチェックを受けることで、より高い信頼性が実証されています。

[ベタ基礎工法&基礎配筋]
圧倒的な耐震性を誇る創建ホームズの住宅。その強固な構造体を支えているのが、ベタ基礎工法です。基礎の立ち上がり部分はもちろん、床下全面にまで配筋を施し、厚さ180mmのコンクリートを打設。通常の布基礎よりも圧倒的に広い接地面積で建物荷重を支えることで、安定性を確保しています。さらに公庫仕様では10mm の鉄筋を30cm 毎に配筋するところを、13mmと一回り太い鉄筋を20cm以下毎の間隔で配置。建物の下全面のコンクリートスラブは、地盤からの湿気対策やシロアリ侵入の対策として、建物の耐久性向上に貢献しています。

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■ 綿密な地盤調査

地盤の沈下量は、地盤の強度だけでなく、地盤の硬さに左右されます。スクリュードライバーサウンディング(SDS)調査は、従来のスウェーデン式サウンディング(SWS)調査では特定できなかった詳細な土質(沖積層・洪積層・ローム層・腐植土層)の判定ができるため、地盤の強度に加えて、地盤の硬さを解析することが可能です。これにより、標準貫入試験(ボーリング調査)並みの高精度での地盤解析が可能となり、腐植土等の判別により不同沈下事故を低減するとともに、過剰な地盤改良をなくしコストダウンにも貢献します。

■ 全棟に許容応力度計算を実施

地震の際に建物にかかる力は、建物の形状によって異なります。しかし一般的な壁量計算では、建物の形状や仕上げ(重量)、階の高さなどに関係なく、建物の面積に一定の数値を掛けて耐力壁の量を決めるため、建築士の勘と経験のみが頼りとなってしまい、本来必要な量の耐力壁が配置されないことがあります。対して許容応力度計算は、建物の形状、実際の仕上げ材をもとにした建物の重量、階ごとの重量バランス、地盤の状態、建物の震動特性などから、地震が起こった際にかかる力を細かく算出し、必要な耐力壁の量を正確に割り出す計算方式。この許容応力度計算を、法的に必要ないとされる2階建ての住宅も含め全棟で実施することで、柱や梁の1本1本までもが安全であることを確認しています。

■ 耐震耐風等級で最高等級を取得

建物の外観からは判断できない10分野の性能項目について、等級や数値で表示する住宅性能表示。創建ホームズの住宅は、標準仕様で「耐震・耐風等級」の最高等級(耐震等級3*1・耐風等級2*2)を取得しています。(木造2階建ての場合)

*1 数百年に一度発生する地震(東京では震度6強から震度7程度)の1.5倍の地震力に対して倒壊・崩壊せず、50年に一度発生する地震(東京では震度5程度)の1.5倍の地震力に対して損傷しない程度。
*2 500年に一度発生する暴風(1991年19号台風時の宮古島気象台記録)の1.2倍の力に対して倒壊・崩壊せず、50年に一度発生する暴風(伊勢湾台風時の名古屋気象台記録)の1.2倍の力に対して損傷しない程度。

スクリュードライバーサウンディング調査
許容応力度計算