構造にも部材にも、
永く快適に住むための叡智を結集。
創建ホームズでは全棟に対して、基礎の構造計算を行っています。これに より、基礎のどの部分に力が加わり、どのような鉄筋が必要なのかを1棟1棟確認できます。また、基礎の立ち上がりと底盤を一体化したベタ基礎を全棟に採用。建物の重量を広い接地面で支えられる他、土からの湿気を防ぎます。
柱と梁の接合に使う金物には、耐食性能が高いステンレス、または「デュラルコート(防錆処理)」を施した商品を採用。また、金物に使用するビスについては、長さによって色分けすることにより、施工時の間違い回避や、施工後のチェックが可能です。
主要構造材である柱や梁にはEW材(集成材)を採用しました。EW材は木の細胞膜中の水分まで放出させ、含水率を15%以下にまで落とすことで、ムク材に比べ1.5倍以上の強度を発揮。反りや割れもなく、建物の強さをいつまでも守ることができます。
柱や土台、甲乙梁など、地面から約1m程度の高さまで、人体と住環境の安全に配慮した、防蟻性のある薬剤を散布してシロアリ対策を行っています。
給水・給湯配管にヘッダー式システム配管を採用。天井内に設置したヘッダー(集中分岐継手)1カ所から分岐するため、接続部はヘッダーと設備機器との2カ所のみ。漏水リスクを大幅に低減するとともに、メンテナンス面でも衛生面でも優れています。
また、ヘッダーから分岐させて各所に給水・給湯するため、2カ所同時使用時の流量・温度差が小さく快適。湯待ち時間も少ないため、節水・省エネにも効果的です。さらに、使用しているポリブデン管は優れた耐久性を誇り、腐食の心配がなく、赤水などの発生とも無縁。耐寒性・耐熱性・耐塩素性にも優れた配管です。また、柔軟性があるため、圧力の上昇を吸収して、ウォーターハンマー現象を低減できます。
住宅の耐久性を高めるためには、風雨や雪等に対する防滴対策が重要です。創建ホームズの住まいは、基礎と外壁の接合部すべてに水切金物を施工することで、水や雨の浸入を防ぎます。また、サッシ下部やバルコニーの手すりからの万一の漏水に備え、すべての箇所に水返しカバーを取り付け。サッシにはビルなどに使われている水密性の高い製品を採用し、水や雨の侵入を防止しています。
室内から浸入した水蒸気が壁の中で冷やされて結露が生じると、カビや木材の腐食、シロアリ発生の原因となり、建物の耐久性能に大きな影響を与える可能性があります。創建ホームズの住まいでは、室内壁に気密防湿フィルムを施工、部屋で発生する水蒸気の壁内への浸入を阻止します。さらに、外壁側に透湿性の高いダイライト(構造用パネル)を使用し万一室内から浸入した水蒸気も外壁内の通気層にムラなく排出でき、優れた耐久性を実現しました。